ひざ

「ひざの痛み」放置は危険!今すぐに整形外科に相談を!

関節は年齢が現れやすい場所で、年齢を重ねるごとに痛みをはじめとするトラブルが起こりやすくなります。とりわけ、ひざは体重がかかる分トラブルが起こりやすい場所ですので、異変に気付いたら直ちに治療を開始する必要があります。
今回は、年齢とともに現れやすくなるひざの痛みの原因や病気の種類、ひざトラブルの改善を目指せる整形外科における治療方法をご紹していきます。

CHECK!痛みのチェック項目

ひざは体重を支える重要な役割を担っていますが、体重の増加や加齢によって筋肉や骨が衰えると、体重を支えきれなくなって痛みが出やすくなります。
それではまず、ひざに起こっている痛みのチェックから始めましょう。

  • ひざに痛みがある
  • ひざが曲がらない
  • ひざ関節がギシギシとなる
  • 水が溜まっている

これらのトラブルは、特に年齢を重ねた方に多く見られます。
次の章では、これらのトラブルがひざに起こる原因についてご紹介します。

こんな痛みに心当たりはありませんか?「ひざの痛み」の原因

ひざに痛みが出ると、歩行が困難になるなどの理由から活動範囲が狭まります。
そしてその結果、筋力の衰えや運動不足による血行不良や肥満を引き起こすことになるのです。

スポーツなどによる筋肉や腱の損傷

年代を問わず、スポーツをする習慣がある方に起こりやすいのが、筋肉や腱の損傷によるひざの痛みです。
このような痛みは、靭帯や半月板を損傷している可能性が考えられますので、痛みが悪化する前に整形外科で治療を開始しておくことが望ましいです。
なお、肥満している方のほうがそうでない方よりも筋肉や腱に裂傷が起こりやすいとされています。

関節炎

加齢によって足の筋力が衰えると、それだけでひざの負担が大きくなって関節炎が起こりやすくなります。
また、膝関節にある軟骨は、関節の隙間に存在するヒアルロン酸がクッション材となって守られています。
ところが、ヒアルロン酸の体内量は年齢とともに減少するため、体内量が減少すると骨と関節の間に摩擦が起こりやすくなり、それによって強い痛みが起こることになるのです。
この様な状態を無理に我慢して放置していると、軟骨がどんどん擦り減って、やがて歩行困難になるリスクが高まります。
つまり、そうなる前の対策が何よりも大切だということです。

病気による痛み

スポーツによる怪我や年齢による筋力の衰えなどによる関節炎は、そのまま放置することで重大な病気に発展することがあります。
ひざの代表的な病気については以下でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

代表的な病気

  • 変形性膝関節症
  • 内側半月板損傷
  • 関節リウマチ
  • 痛風

整形外科におけるひざの治療方法

ひざに痛みが起こったら、とにかく動かさずに安静にすることが大事です。
そして、次にしなければならないのは、整形外科を訪れて適切な処置を受けるということです。

保存療法または薬物療法

指や手、手首に痛みやしびれが起こった際には、なるべく動かさずに安静に過ごすことを条件として、ストレッチ、筋トレ、腱鞘内ステロイド注射で対応することになります。
なお、腱鞘内ステロイド注射は重度の症状に対して行われることが多く、注射後2~3週間前後で症状の改善が見られることが多いです。
また、ビタミンB群内服薬による血行の促進作用で改善を目指す場合もあります。

運動療法

軽度のひざの痛みは、ストレッチやウォーキング、筋トレなどで改善を目指すことがあります。
ただし、炎症が起こっているうちは安静第一ですので、運動療法の開始は炎症が治まるまで待つ必要があります。

薬物療法

強い痛みが手でいるときには、ひとまず鎮痛剤の内服薬で痛みの軽減を図ります。
また、腫れや熱感が現れているときには、外用薬での対応となる可能性もあります。
なお、これらの薬物療法で効果が現れない場合では座薬を用いることもありますが、薬物療法は痛みの軽減効果に留まりますので、運動療法との久美上瀬になる可能性が高いと考えておきましょう。

関節内注射(ヒアルロン酸注射)

ひざ関節のヒアルロン酸不足による痛みには、関節内注射(ヒアルロン酸注射)で対応することがあります。
なお、注射で関節に取り入れたヒアルロン酸はやがて体内に吸収されますので、およそ4週に1回程度の治療が必要になる可能性があります。

整形外科のひざの治療は
こんな方におすすめ

奥山整形外科では、痛みをはじめとする全身の不調に対応しています。
慢性的な不調や違和感、痛みはもとより、スポーツや交通事故などによる突発的な外傷や違和感、痛みにも対応可能です。
違和感や痛みには、放置することで症状が改善されていく種類もありますが、思いがけない疾患によって症状が現れている可能性も否定できません。
特に後者の場合では、放置することで自然治癒することはなく、早期の治療が重要です。
少しでもおかしいと感じたら、迷わず当院にお越しいただき、お悩みをお聞かせくださいね。

お問い合わせ

Contact

まずはどなたでも
お気軽に
お問い合わせください

アクセス

Access

〒113-0021 東京都文京区本駒込6-24-5
●JR山手線 駒込駅 南口より徒歩1分
●地下鉄 南北線1番出口のすぐ目の前

※土曜日は9:00~13:00まで受付
※休診日:日曜日・祝日、臨時休診はお知らせにて告知させていただきます。