うで・肩

放置は危険!「うで・肩の症状」は整形外科に相談

年代にかかわらず多いとされる体の悩み、それはうでや肩の不調です。たとえば、肩の凝りや肘の不調がその典型例ですが、これらの不調には原因があり、原因を取り除くことで不調の改善を目指せます。今回は、うでや肩の不調の種類や、整形外科におけるうでや肩の治療方法をご紹介していきます。

CHECK!痛みのチェック項目

肩や腕は、体の中でも頻繁に動かす分、不調が起りやすい場所だといわれています。
以下でご紹介するうでや肩の不調は年代を問わず起こりやすいですので、まずはご自身に当てはまる症状がないかをチェックしてみてください。

  • 肩が痛い、凝っている
  • 肩・うでを持ち上げるのが困難
  • 肘の関節に鋭い痛みがある
  • 肘が曲がらず動きがぎこちない

うでや肩の症状は、一度現れると慢性化しやすく、放置することで症状が悪化するリスクが高まります。
これらのうち、いずれかの症状に心当たりがあるのなら、整形外科での治療を視野に入れておくと良いでしょう。

「うで・肩の症状」原因は何?

うでや肩の症状は中高年に多いとされていますが、生活習慣に原因がある場合では、若い年代でも症状に悩まされることがあります。
それでは、うでや肩に起こりやすい症状と原因からご紹介していきましょう。

肘に鋭い痛みがある

肘に鋭い痛みが走る、慢性的な鈍い痛みがあるというときには、加齢による筋力不足や肘に負担をかける生活習慣を疑う必要があるでしょう。
また、普段からスポーツを楽しむ方の場合では、スポーツによる外傷が肘の痛みの原因になっている可能性も考えられます。

肘が曲がらず動作がぎこちない

肘が曲がらない、曲げづらくて動作がぎこちないというときには、肘関節の不具合が原因として考えられます。
たとえば、野球やテニスなど、プロスポーツ選手に多いと肘が曲がらなくなるトラブルで、場合によっては手術での対応が必要になることがあります。

肩の痛みや凝り

肩の痛みや凝りはあらゆる年代に見られる不調で、起こる原因についてもさまざまです。
そして、その原因として多いといわれているのが、運動不足や緊張による血行不良や老廃物の蓄積です。
特に肩を動かしたときにゴリゴリと鈍い音がするようであれば、老廃物が蓄積されることで筋肉の緊張が起こっているサインと考えて間違いないでしょう。

肩やうでを上手く持ち上げられない

40代以上の年代に見られることが多いのは「四十肩」や「五十しし肩」で、これらの症状を発症すると、肩やうでを上手く持ち上げることができなくなります。

代表的な病気

  • 変形性肘関節症
  • 上腕骨内側上顆炎・上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん・じょうわんこつがいそくじょうかえん)
  • 肩関節周囲炎

整形外科におけるうでや肩の治療方法について

うでや肩のトラブルは、年齢や生活習慣によって起こる種類や、スポーツや重労働で酷使することで起こる種類があり、症状に応じた方法で対処することになります。

理学療法

うでや肩に現れた異常が運動不足による筋肉の凝りや血行不良だと判断できる場合や、四十肩、五十肩の可能性がある場合では、ストレッチや筋力トレーニングで改善を目指すことがあります。
このような治療は理学療法と呼ばれますが、患部に強い炎症が起こっている場合では、以下でご紹介する薬物療法や注射療法での対応になることがあります。
ただし、理学療法によるうでや肩のトラブル改善には長期間を要する可能性がありますので、治療を開始したら根気よく続けることが重要です。

薬物療法・注射療法

薬物療法では内服薬の服用または外用薬の塗布、注射療法では注射で薬剤を患部に取り入れることで、痛みの緩和を目指します。
なお、通常では薬物療法で様子を見ることが多いですが、痛みが強くて生活に支障をきたす、あるいは強い炎症が見られる場合では、ステロイド剤の注射で対応することがあります。

手術療法

理学療法や薬物・注射療法での対応が難しい場合、もしくは骨が原因でトラブルが起こっている場合では、手術療法での対応となる可能性があります。
なお、手術療法ではカメラを用いた関節鏡視下手術または直視下手術となりますが、いずれの手術であっても、術後には一定期間の固定や、数週間のリハビリ期間が必要になります。

整形外科のうでや肩の治療はこんな方におすすめ

奥山整形外科では、痛みをはじめとする全身の不調に対応しています。
慢性的な不調や違和感、痛みはもとより、スポーツや交通事故などによる突発的な外傷や違和感、痛みにも対応可能です。
違和感や痛みには、放置することで症状が改善されていく種類もありますが、思いがけない疾患によって症状が現れている可能性も否定できません。
特に後者の場合では、放置することで自然治癒することはなく、早期の治療が重要です。
少しでもおかしいと感じたら、迷わず当院にお越しいただき、お悩みをお聞かせくださいね。

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